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価格について

ここでは、電子ブレーカーを導入する際の契約方法(買取かリース契約か)を比較し、それぞれの価格やメリットについて、解説していきます。

買取とリース契約とは

電子ブレーカーを導入するには、買取と、リース契約という2つの方法があります。

買取というのはもちろん、電子ブレーカーの機械を買い取って、自分の所有物として利用することです。

対してリース契約は、電子ブレーカーを取り扱っている企業から、電子ブレーカーをあくまで一定期間借りて、利用するということになります。

どちらのほうが価格が安い?

買取の場合は導入時に機械の代金を支払うので、初期費用はまとまった金額が必要になります。

リース契約の場合、初期費用は少なくて済みますが、リース期間全体で見ると、結果的に支払った金額は買い取った場合よりも割高になっていることがあります。

たとえば、買取の場合、電子ブレーカーの相場価格はだいたい50万円前後と言われています。

一方、リース契約の場合の価格を計算してみます。

例として、月額7000円で、7年間のリース契約をした場合、リース満了までに支払う金額は、

7000円×12ヶ月×7年=588,000円。

やはり買取よりも全体の費用はかさんでいると言えます。

ただし、リース契約でも、電子ブレーカーを取り付けることによって毎月の電気料金は大幅に削減できるわけです。

月額15,000円の電気料金が削減できた場合、リース料を差し引いても8,000円のマイナスになりますので、リース契約であっても電子ブレーカーがコスト削減に有効であることは変わりありません。

買取かリース契約かを考える際は、導入時の資金状況(初期費用を払う余裕があるかどうか)と、これから電子ブレーカーをどれくらいの期間使う予定でいるのかによって決めるといいでしょう。

また、リース契約をすると、毎月毎月、定額経費がかかることになります。

会社の経営が安定していない場合は、赤字の時期にこのリース料金が負担になることがありますので、そのあたりも注意してください。

強引なリース契約に注意

トラブル&詐欺事例のページでも紹介しましたが、なかには、契約時に十分に料金の説明をせず、こちらが気づかないうちに勝手に高額なリース契約を結ばせる、というような悪質な業者もいるようです。

また、強引にリース契約を勧めておいて、途中で計画的に倒産するといった例も。

リースは、一度契約してしまうと、基本的に途中で解約することはできません。

契約の際は、よく考え、料金の詳細が不透明なときは徹底的に調べるよう、心掛けましょう。