業種別の導入ポイント

詐欺にあわないためにも、知っておきたい電子ブレーカーの基礎知識について解説します。

マンション向け電子ブレーカー導入時の注意点

電子ブレーカー導入の際に気をつけておきたいポイントを押さえておきましょう。

1：容量算定が適切か

マンションの電子ブレーカーは、工場などの提案とは違ったものになります。適切な容量が提案されているか判断する必要があります。他社との比較検討が役に立つでしょう。

2：相場に見合っているか

マンション用電子ブレーカーの場合、導入費用の目安相場は50万円前後だといわれています。レンタル導入の場合、一回毎の料金が安くても総額がかさんでいることがあるので注意が必要です。費用は全体の金額で見るよう気をつけましょう。

電子ブレーカーを使わずに電気料金をセーブする方法

電子ブレーカーを提案する業者の中には、ブレーカー自体が不要であるにも関わらず、電気料金の削減を理由に強引な提案をするところもあります。

マンションによっては電子ブレーカーなしでも、電気料金を削減する方法があります。下記で簡単に確認しておきましょう。

1：既存ブレーカーの容量を適切なものに変更する

• 電力会社に申請を行い、設備が不適切である旨を伝える
• 適切な容量のブレーカーを設置して申請を行う

2：契約内容を低圧高負荷契約や低圧高利用契約などに変更する

• 特に新規設置は必要なく、電力会社に申請して契約変更を行う
• 契約容量を調整するため、電子ブレーカーを変更して契約する

上記のような方法で電気料金を削減できる場合、電子ブレーカーの変更は必要ありません。過剰な設備投資は意味がないということになるので、強制的な提案には注意しましょう。