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他にもあるエコ詐欺

エコ詐欺とは?

エコ詐欺とは、「エコロジー」を売り物にして人をだますこと。たとえば、これまでこんな事件が問題になりました。

  • 節電器で電気代がやすくなる
    電気代を大幅に節約できるとうたいながら、実際は効果がないとされる節電器を訪問販売していた会社が問題になりました。「電気代が2~4割安くなる」などと説明して、節電器を数十万円から百数十万円で販売。効果がないという苦情が多く寄せられましたが、解約や返金にはほとんど応じなることはなかったそうです。販売会社は被害者は訴訟を起れ、営業停止になりました。
  • 植林事業に出資すると儲かる
    植林事業で儲かると言いながら、出資会員を募集していた会社が金融商品取引法違反容疑で家宅捜索を受けたというニュースがありました。数年で成木になり、二酸化炭素の吸収率が高いというスーパーポローニアの植林事業を展開していると説明して勧誘。木3本の所有権を約25万円で販売していたようです。地球温暖化を利用したエコ詐欺の一つでした。
  • 再生紙の古紙配合率偽装
    製紙会社による再生紙の古紙配合率偽装問題が発覚しました。古紙の配合率を40%と定めて日本郵政が販売している年賀はがきに、実際には古紙が1%から5%しか入れられていないことがわかったのを機に、多くの製紙会社で「古紙100%配合」とされるコピー用紙なども偽装されていたことが発覚したというものでした。
  • エコ大賞の冷蔵庫にCO2排出削減量の偽り発覚
    廃棄された冷蔵庫の樹脂を断熱材に使い、製造工程での二酸化炭素排出量を48%削減したなどとうたい、エコ大賞を受賞した冷蔵庫が、実際にはリサイクル材をごくわずかしか使っておらず、製造段階でのCO2排出削減量を偽っていたということで、公正取引委員会は景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出しました。